かつて国道56号沿いに栄えた伊予市の商店街は、松山自動車道の開通で人も車も「通り過ぎる」ようになりました。立ち止まる理由をどうつくるか、が出発点でした。
「よりみち=予定になかった出会いが、生まれる場所。」
目的地をつくるのではなく、寄り道したくなる場所をつくること。
そういう偶然の引力を設計することが、通過される町を変える第一歩だと考えました。
「よりみちフェス」ではなく「よりみち縁日」を選びました。
フェスは若い層には届くが、地元の年配層に距離感が出てしまう。
「縁日」にすることで老若男女に馴染みのある言葉になり、「縁」=つながり・出会いというコンセプトとも直結しました。
通常の書き順では書けないような、寄り道感のある形にフォントをデフォルメしました。
縁日の提灯の灯火の濃淡を、文字の中に宿らせています。
カラーは海のターコイズと、伊予のみかんのオレンジ。土地の色をそのままブランドの色にしました。
うちわ・缶バッジ・トートバッグの3点を展開しました。
イベントの空気を手に持って帰れるように。